2008年01月15日

しゃぶしゃぶ肉

 年賀状に混じって、一通の嬉しい葉書が届きました。
葉書には、「前沢牛」 「しゃぶしゃぶ肉」 「当選」の文字。
 暮れにお歳暮で、あるデパートの通信販売を使ったのですが、そのキャンペーンで、なんと景品が当たったのです。
私、そんなキャンペーンがあることさえ知りませんでしたから、これぞまさに棚から牡丹餅、
なにせ年初めのことですから、こいつは縁起がいいぞ、と思いました。

 以前やはり、年初めのあるお祭りに出店しまして、そのメインイベントである抽選会で、私、テレビを当てたことがあります。
14インチの小さなテレビでしたが、これが特等でして、私、壇上に立たされて、今のお気持ちは?
なんてことを尋ねられました。
その時何と答えたかは忘れましたが、こちらは商売でやって来て、普通に遊びにやって来た人々の楽しみを奪ってしまったことを、大変申し訳なく感じたのを覚えております。
 そのほんの数日後、今度はコンビニエンスストアの三角くじで、大きな熊のぬいぐるみを引き当てました。
これもやはり特等で、いずれも欲しいものではありませんでしたが、今年はどうにもついてるぞ、
ドカンと来るに違いない、そう確信いたしました。

 そこで早速宝くじを買いまして、ところがやっぱり、俗に言う無欲、これを欠いたらいけません。
案の定、かすりもしないで、結構なお金を無駄にしたのでした。

 で、今年。
さいさきよく、しゃぶしゃぶ肉が当たりまして、そう言えば、赤ん坊が産まれたりなんだりで、忙しさに忘れておりましたが、私、年末ジャンボを買っておりました。
 この3億円が当たるという大きなチャンスを、すっかり忘れていたなんて、どうでしょう、
なんだか期待させるではありませんか。
 考えるのはよそう、どうせ当たりっこないんだ。
そんな偽物の無欲ではなく、私、本当に、心の底から、年末ジャンボ宝くじを忘れていたのです。

 どうにも、大きな波がやってくるような気がしてなりません。
なんだかもう、当たっていないことのほうが考えられないようです。

 これ、2、3日前に思い出しまして、それでも私、まだ早い、まだ忘れていよう、なんて、実は少々
努力してしまいました。
きっと、これがいけなかったのだと思います。
結果は、例の300円、これが数枚当たったばかりでした。

 で、私、恥ずかしながら更にやっきになってしまいまして、そういえば、年賀状のお年玉くじって、
15日が発表ではなかったかしら、なんて、思わずインターネットで調べてしまいました。
そうしたら、今年は27日が抽選日なのだそうです。

 ああ、やってしまった。
 完全な勇み足です。
 もう駄目だ。
 がっつく乞食は貰いが少ない。

 無欲がしゃぶしゃぶ肉を呼び、しゃぶしゃぶ肉が、再び欲を呼んでしまいました。
しかし人生って、こういうものなのかも知れませんね。
   

Posted by wajin at 20:56Comments(0)TrackBack(0)