2007年09月06日
凹む
運転の練習をしようと思う。
そう言いふらしますと、様々な人が様々なことを言いました。
教習所に通い直したほうがいい。
これがもっとも多い意見でしたが、ところが私、何事につけても人にものを教わるのが苦手です。
自分でもいけないとは思うのですが、教わっているうちにどうしても、イライラと、機嫌が悪くなってくるのです。
これ、分析しますと、お前は俺より偉いんかい?なんて苛立ちでは、決してないのです。
そうではなくて、何事にもそのやり方って、人それぞれ色々な方法があると思うんです。
そういうものをはなから無視して、ひとつの合理的な方法だけを押し付ける。
それ以外のものは、まるで間違いだという顔をして、こうした方がいい、ああした方がいい、なんて言われると、あんたは何故そう思うんだ、と、教わっている立場を忘れて、ついその根拠を問いただしてやりたくなります。
若い頃、足でハンドルを操作したら、大変な事故にあった。
また、股関節も悪くして、一生がに股で暮らさねばならなくなった。
だから君、ハンドルは、やっぱり手で握るにこしたことはないんだよ。
こんな教官であれば、私、素直に従えるのかも知れません。
簡単に言いますと、マニュアルが、嫌いなんです。
夏の明け方、4時くらいならもう明るいから、そういう車のいない時間帯に練習すればいい。
そう言ってくれる人もありました。
しかし私、冗談ではなく、早起きをすると必ずお腹が下るのです。
これは何も、早起きに限ったことではありませんで、深酒をしたり、夜更かしをしたり、要は、生活のリズムが崩れると、そのストレスがてき面、胃腸にくるのです。
このことに限りませんが、ストレスを極力排除した生活をしていると、逆に、ちょっとしたストレスに大変弱くなるものです。人によってはなんでもないことが、立ち直るのに2日も3日も要したり、こういうの、考えものだなぁ、と思います。
それなら深夜にやろうか、とも考えましたが、夜はお酒を飲む時間でありますし、また、20年ぶりの運転が、暗い夜であるというのは、やはりちょっと不安です。
結局、色々な人の意見を聞き流しまして、私、まずはイメージトレーニングから始めました。
庭に停めた車に乗り込み、シートベルトをカチッと締めて、エンジンは勿論かけません、ハンドルをギュッと握って、これがなんのレバーで、これがなんのボタン、そんな説明を受けましたら、キッと前方を薮にらみ、自分が様々な状況で運転していることをイメージしました。
実際に、フロントガラス越しに見えているのは、扉の反り返った古い物置ばかりですが、
頭の中にはちゃんと、何処か見知らぬ町の風景が広がっております。
商店街では、買い物かごを持った主婦たちが、晩のおかずを買っています。犬を散歩する老人もあれば、チリンチリンと賑やかに、家路に就く子供たちの一団が、自転車で駆け抜けます。
ゴロゴロゴロ。あ、雷が鳴っている。ひと雨来るな。ワイパーのスイッチはどれだっけ・・。
傍目に見れば、誠に馬鹿げた練習ですが、しかしこれ、助手席に座り慣れた私には、すこぶる新鮮でありました。運転席からの視界を体験するというだけでも、これは随分と効果があったと思います。
実は、練習といえばこれを数回やったきりでして、あとは私、いきなり町へと飛び出しました。
案ずるより産むが易し。習うより慣れろ、とは、よく言ったものです。
ここひと月ばかりの間で、すっかり自信がつきまして、今では高速道路だってへっちゃらです。
この20年の苦手意識は、何だったのかと思います。
こういうことを言うとすぐ、周りの人間が、決まって同じことを言います。
そういう慣れた頃が危ないんだ。慣れた頃にゴツンとやるんだ。
その根拠は何なのだ、と、問いただしてやろうと思っていた矢先、
先日、まんまとゴツンとやりました。駐車場の縁石にぶつけまして、幸い相手はおりませんでしたが、車も気持ちも、大変へこみました。
皆さんも、運転にはどうぞお気をつけて。
そう言いふらしますと、様々な人が様々なことを言いました。
教習所に通い直したほうがいい。
これがもっとも多い意見でしたが、ところが私、何事につけても人にものを教わるのが苦手です。
自分でもいけないとは思うのですが、教わっているうちにどうしても、イライラと、機嫌が悪くなってくるのです。
これ、分析しますと、お前は俺より偉いんかい?なんて苛立ちでは、決してないのです。
そうではなくて、何事にもそのやり方って、人それぞれ色々な方法があると思うんです。
そういうものをはなから無視して、ひとつの合理的な方法だけを押し付ける。
それ以外のものは、まるで間違いだという顔をして、こうした方がいい、ああした方がいい、なんて言われると、あんたは何故そう思うんだ、と、教わっている立場を忘れて、ついその根拠を問いただしてやりたくなります。
若い頃、足でハンドルを操作したら、大変な事故にあった。
また、股関節も悪くして、一生がに股で暮らさねばならなくなった。
だから君、ハンドルは、やっぱり手で握るにこしたことはないんだよ。
こんな教官であれば、私、素直に従えるのかも知れません。
簡単に言いますと、マニュアルが、嫌いなんです。
夏の明け方、4時くらいならもう明るいから、そういう車のいない時間帯に練習すればいい。
そう言ってくれる人もありました。
しかし私、冗談ではなく、早起きをすると必ずお腹が下るのです。
これは何も、早起きに限ったことではありませんで、深酒をしたり、夜更かしをしたり、要は、生活のリズムが崩れると、そのストレスがてき面、胃腸にくるのです。
このことに限りませんが、ストレスを極力排除した生活をしていると、逆に、ちょっとしたストレスに大変弱くなるものです。人によってはなんでもないことが、立ち直るのに2日も3日も要したり、こういうの、考えものだなぁ、と思います。
それなら深夜にやろうか、とも考えましたが、夜はお酒を飲む時間でありますし、また、20年ぶりの運転が、暗い夜であるというのは、やはりちょっと不安です。
結局、色々な人の意見を聞き流しまして、私、まずはイメージトレーニングから始めました。
庭に停めた車に乗り込み、シートベルトをカチッと締めて、エンジンは勿論かけません、ハンドルをギュッと握って、これがなんのレバーで、これがなんのボタン、そんな説明を受けましたら、キッと前方を薮にらみ、自分が様々な状況で運転していることをイメージしました。
実際に、フロントガラス越しに見えているのは、扉の反り返った古い物置ばかりですが、
頭の中にはちゃんと、何処か見知らぬ町の風景が広がっております。
商店街では、買い物かごを持った主婦たちが、晩のおかずを買っています。犬を散歩する老人もあれば、チリンチリンと賑やかに、家路に就く子供たちの一団が、自転車で駆け抜けます。
ゴロゴロゴロ。あ、雷が鳴っている。ひと雨来るな。ワイパーのスイッチはどれだっけ・・。
傍目に見れば、誠に馬鹿げた練習ですが、しかしこれ、助手席に座り慣れた私には、すこぶる新鮮でありました。運転席からの視界を体験するというだけでも、これは随分と効果があったと思います。
実は、練習といえばこれを数回やったきりでして、あとは私、いきなり町へと飛び出しました。
案ずるより産むが易し。習うより慣れろ、とは、よく言ったものです。
ここひと月ばかりの間で、すっかり自信がつきまして、今では高速道路だってへっちゃらです。
この20年の苦手意識は、何だったのかと思います。
こういうことを言うとすぐ、周りの人間が、決まって同じことを言います。
そういう慣れた頃が危ないんだ。慣れた頃にゴツンとやるんだ。
その根拠は何なのだ、と、問いただしてやろうと思っていた矢先、
先日、まんまとゴツンとやりました。駐車場の縁石にぶつけまして、幸い相手はおりませんでしたが、車も気持ちも、大変へこみました。
皆さんも、運転にはどうぞお気をつけて。
